Introduction
そもそも、Connehito Tech Visionとは何なのか?ここではその概要を紹介します。
Connehito Tech Visionとは?
Connehito Tech Visionは、一言で言うとコネヒトにおけるテクノロジーへの「態度」を表明した羅針盤です。具体的には、コネヒトのエンジニア組織及び技術領域において、何を大事に何に投資していくかと言った未来の構想や方向性をまとめたものになります。Connehito Tech Visionの達成に向けて、中心的な役割を果たすのはエンジニアになりますが、適用範囲はエンジニア組織だけではなく、全社で推進していくものになります
Connehito Tech Visionの必要性と目的
コネヒトは、これまでもテクノロジーの力を使って成長してきました。しかし、コネヒトが掲げる「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを達成するためにはその流れをより速く、より強く、よりクリアにする必要があると考えました。また、技術戦略や投資は時間のかかるものが多く、それを実行していくためにも中長期なビジョンが必要だと考えからConnehito Tech Visionは生まれました。ですので、このテックビジョンは、決してエンジニアにとっての桃源郷のような世界を目指すために存在するものではなく、「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」という世界をテクノロジーの力で実現させるために存在しています。
Connehito Tech Visionの効能
テックビジョンは銀の弾丸ではありませんが、以下のような効能を得られるべく設計しています。
- 迷ったときの判断軸
- 技術的な意思決定、エンジニア採用など
- 戦略の一貫性の担保
- 場当たり的な意思決定をしないことによるスピードと質の担保
- プレゼンス向上
- 自分たちのスタンスを明らかにすることで、共感してくれる仲間を効果的に増やす
Connehito Tech Visionの構成要素
テックビジョンは以下の4つの要素から構成されています。
- Vision
- 目指すべき中長期の姿
- Manifesto
- Visionを達成するために持つべき価値観
- Strategy
- Visionを達成するための具体的な戦略
- Program
- Visionを達成するための社内制度
Connehito Tech Visionのスコープと運用
テックビジョンは環境変化に適応するために以下のフェーズに分けることでスコープを明確にしています。
- Phase1
- 2021年〜2023年
- Phase2
- 2023年〜2025年
このテックビジョンはPhase2として策定されています。Phase1を終了し、その成果と課題を振り返った結果、さらなる進展を目指してStrategyのアップデートを行いました。Visionは原則として変更せず、ManifestoやStrategy、Programは継続的な議論を行い、必要に応じて適宜見直しを実施します。